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秋の声に耳をすまして

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昨日は西天満のカナリヤさんへ
PUKUさんの個展「秋の声に耳をすまして」を 見にいってきました。
前に森のおめかしマフラーとブローチ展(だったかな?)に 私も出した時に、
一緒にブローチを出品されてた方です。
イラストレーターさんでもあります。

たま~にHPを覗かせてもらっていたのですが、
偶然いまカナリヤさんでやってるというのを数日まえに知り、 見に行って参りました。
手作りカバンやブローチ、とっても繊細なアップリケが すごいです。
今回は銅版画(エッチング)でイラストを刷った作品も たくさんあり、素敵でした~。
PUKUさんが挿絵を描かれた絵本も置かれていて、
それを立ち読みしてとっても気に入ったので買って帰りました。
「私を忘れないで」という本です。




おうちが主人公の語り部になっていて、娘奈々子が最後に
家を出て行くところから始まります。
それからさかのぼって、奈々子が4歳の時にはじめてこの家に
引っ越してきた日にお話は戻ります。
この家にプレゼントするんだよ、と木を植えるお父さん。
奈々子の誕生日に壁いっぱいに紙を貼り、
「好きなだけ絵を描きなさい」 とクレヨンをプレゼントしてくれたお父さん。
奈々子はお母さんと、めいっぱい壁に絵を描きながら空想の世界を旅します。
いつしかその絵は、もうひとつの 壁のように分厚くなっていきます。
そして成長し大きくなっていく奈々子。 父の転職、母の変化、そして…。

最初は「ちいさなおうち」みたいな話かな?と思って 読み進んでいったのですが、
展開に驚きハッとしました。
正直ハッピーエンドでなくてすこし胸が痛くなる物話です。
でもそれだからこそ、余計に心を打つお話だと思いました。
お話を書かれているのは藤原知美さんという方で 芥川賞を取ったかたみたいです。
(ブックカバーより) 美しいお話です。

その後久々に、駅へ向かいがてら北新地をぶらぶらしました。
昔このあたりでバイトしてたので(クラブじゃないよ…笑)
よく週一回はランチは外食ね、とかいって友達と 昼ごはん食べてました。OLやね。
そのころよく行ってた堂島のビルで日替わりランチを 食べました。
昼一時すぎたら500円なんです。安っ!

その後アバンザに新星堂があったので寄って、らいよんチャンDVDの在庫をチェック(笑)。
ディスプレイされてて、映像も流れてるので よく売れてるみたい。
売り切れてた。よしっ!(笑)
その後ジュンク堂に寄って本みてたらアッという間に お迎え時間が
迫ってきたのであわてて帰りました。 ゆっくり見たかった~。
ブーツで走ったわよ、まったく。
間に合ったけど、 胸にタイマーがついてる感じだな~。
下の写真は新地で見つけた気になる看板「おがちゃん」。誰やねん?
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by caromio | 2006-09-15 11:58
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